キャンプギア

【寒さ対策!】冬キャンプを快適に過ごす石油ストーブ

こんにちは!いけちゃんです!

いよいよ冬が近づいてきました。
寒くて冬キャンプはやらない!というのはもったいないです。

空気が澄んでキレイに見えたり、虫が少ないという良い面もあります。何より寒い外で焚き火に当たるのが格別です。

とはいえ、当然寒さ対策は必要!電源サイトでヒーター持って行けばよくない?と思うかもしれません。 でもそれでは家と変わらないですよね。

キャンプならではの雰囲気を味わいたいじゃないですか。 

そこでオススメなのが「石油ストーブ」です! 

今回は冬キャンプに必須の「石油ストーブ」をご紹介します。


ぜひ参考になれば嬉しいです。

石油ストーブとは

石油ストーブの特徴です。「機能性」「コスパ」の面では優れていますが「安全面」では十分注意が必要です!取り扱いには十分気を付けましょう!

機能性

石油ストーブは想像以上に幕内があたたまります。

天板にファン(小さい扇風機)を乗せれば幕内全体にあたたかい空気を送り届けられます。真冬のツールーム、タープでも快適に過ごせる暖房器具として抜群の機能性です。 

また燃料の灯油は水分を含むため燃焼させるでだけ加湿ができます。天板にヤカンを置いてお湯を沸かすことでさらに加湿機能を高め、いつでもあたたかい飲み物を楽し めます。 

コスパ

燃料の灯油は1ℓ100円程度と安いです。

一泊のキャンプで使用すると大体500円弱で快適なキャンプが過ごせます。 キャンプ場の電源サイトを利用すると1,000~1,500円上乗せになるので、いかにコスパが良い暖房器具であるかがわかると思います。 

安全面 

一酸化炭素中毒には十分気を付けましょう。

十分な換気と一酸化炭素チェッカーが必要です。タープであれば換気されている状態ですが、ツールームテントのリビング スペースでの使用する場合は注意しましょう。出入り口をメッシュにするなど対策が必要です。

一酸化炭素チェッカーはマストです!一酸化炭素は見えない危険です。 ここは道具に頼って対策をしましょう。 

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では続いてオススメの石油ストーブ3台をご紹介します。

オススメ石油ストーブ3台

フジカハイペット

引用:フジカハイペット

国産石油ストーブメーカー、フジカの石油ストーブ。

いわゆるおばあちゃんの家にあるような四角いデザインではなく無骨な雰囲気。キャンプ場に持って行きたくなるカッコ良さがあります。それでいて他の石油ストーブと比較してコンパクトかつ軽量です。

難点は購入方法が電話注文ということ。そして人気すぎて納期がだいぶ先になってしまうこと。例えば11月に注文すると翌年の3月になってしまうそうです笑。実際に使用したい時期から3〜4ヶ月前に注文しましょう。カラーはブラックとホワイトがあります。下記リンクより詳細をご確認ください。

株式会社フジカ Webサイト

トヨトミレインボー

TOYOTOMI 対流形 石油ストーブ ランタン調 RL-250(R)posted with カエレバ楽天市場

国産石油ストーブメーカー、トヨトミの石油ストーブ。

ランタンを思わせるスタイルがま さにキャンプ向き。特殊ガラスコーディングにより7色に光る輪が映えます。倒れても灯油が漏れない二重タンク構造、対震自動消火装置など安全性にも優れています。他の2台と比較すると購入しやすいです。

スーピークがコラボしています。毎年、秋の雪峰祭で限定アイテムが発売になるくらい人気のモデルです。価格は一気に跳ね上がりますが・・・。 通常モデルでもレッド、グリーンがあるのでお持ちのキャンプギアに合わせたカラーを選べます。

アルパカ

引用:アルパカストーブショップ

国産石油ストーブメーカー・・・になった、Newアルパカストーブです。

以前は韓国メーカーでしたが、2019年11月予約分より日本正規品としてリニューアルしました。韓国製のときは、灯油漏れなど心配されることが多かったようです。日本の基準をクリアしたのでそこは安心できそうです。

見た目はフジカに似ています。価格面では今回ご紹介した3店の中では最安値になります。安さだけでなく暖房出力でも一番パワフル!購入は下記リンクからの購入が最安値です。

ニューアルパカストーブショップ

3台の石油ストーブの基本的な性能を比較してみました。

フジカ トヨトミアルパカ
暖房出力2.5kw2.5kw3.0kw
燃料タンク量3.6ℓ4.9ℓ3.7ℓ
連続燃焼時間12時間20時間10時間
重量5.6kg6.2kg6.6kg
サイズ
幅*奥行き*高さ
310*310*432mm485*388*388mm405*350*350mm
価格29,700円30,800円25,300円

それぞれ特徴がありますね。選ぶポイントを一言でまとめるとこんな感じでしょうか。

石油ストーブを選ぶポイント

・暖房出力のパワー重視「アルパカ」

・長時間の使用が目的「トヨトミ」

・軽さで持ち運びやすさ「フジカ」

我が家は最終的に「フジカ」を購入しました。「見た目」と「軽さ」が選んだポイントです。

最後まで悩んだのは「トヨトミ」。

スノーピークスタッフに相談したところ、「フジカ」と同じ暖房出力でも体感的に「フジカ」の方があたたかいとアドバイスを受けました。

スノーピークコラボ製品があるのに本音でアドバイスをしてくれたので感謝です!

「アルパカ」は購入当時(2年前)はがまだ韓国製だったことと重量の面で選択肢から外れました。今だったら価格面で「フジカ」より優勢ですね。

フジカハイペットのパーツ

メインのパーツをご紹介します。

正面

個人的にはこのデザインが気に入っています。キャンプスタイルは人それぞれですがフジカのデザインはどんな雰囲気にも合うシンプルなデザインです。

足元の黒い台は本体と一体化しています。下のスノコはホームセンターで数百円で購入しました。キャンプ場ではこのようにセットで設置しています。

上面版、クッカーカバー

この上にヤカンやファン(小さい扇風機)を載せられます。上面板もクッカーカバーも取り外しが可能。取り外すと中の燃焼筒からダイレクトに暖気が当たるのですぐにお湯が沸きます。

五徳を載せることで料理にも使用できるようになります。煮込み料理や鍋料理、お餅も焼けちゃいます。

燃焼筒コイル、背面反射板

上面板とクッカーカバーを外して中をのぞいてみます。真ん中にメインパーツである燃焼筒コイルがあります。ここに赤熱し暖気が発生します。

写真上段に見えるのが背面反射板です。反射板を置くことで、本来は後側に行くはずの熱が反射して、ストーブ正面がより暖かくなります。しかもテントサイトの隅に置くことができます。限られたテントサイトスペースのど真ん中に置かなくても良いので広々使えます。

芯上下ツマミ、対震自動消化装置セットレバー

芯上下ツマミで点火、炎の調節、消化をします。対震自動消化装置セットレバーは、地震などのやむ追えず緊急消化を行う場合にリセット方向に押し上げて消化します。緊急事態下ではこの機能があるかないかで大きな差があります。

油量計(メーター)

油量計は奥にある給油口から灯油を入れると目盛が動きます。満タンで3.6ℓ入り10〜12時間持ちます。寝ている間は消化しているので、日中はつけっぱなしでも一泊二日であれば途切れることなく使用できます。

タンクキャップ(給油口)

タンクキャップを取り外し給油します。口が小さく漏斗(ろうと)を使用しないと給油がしにくいという欠点があります。タンクキャップをしっかり閉めていれば、自宅から満タンにした状態でキャンプ場に持っていっても漏れたことはありません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は冬キャンプを快適に過ごす石油ストーブをご紹介しました。石油ストーブはキャンプ場だけでなく自宅でも使用できますし、災害時に役立ちます。

購入を悩んでいる方がいらっしゃいましたらTwitterのDMでご相談ください。(@いけちゃん

今回は実際の使用写真がなかったので、今度のキャンプで使用感をレポートしたいと思います。

ではまた別の記事でお会いしましょう!良いキャンプを!