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【ファミキャンで実証】初心者が2ルームテントを選ぶべき5つの理由

暑い夏が終わり、涼しくなる秋に向けてキャンプをはじめたい!と思っている方が多くなってきます。
早速アウトドアショップで購入!といきたいところですが、

・どのテントを買っていいのかわからない
・安くない買い物なので失敗したくない
・実際に使用している人のレビューが知りたい

このような疑問が出てくるのではないでしょうか。

我が家もキャンプをはじめるときに同じことを考え、なかなかテントの購入が出来ませんでした。

この記事では、これらの疑問を解決します。

【結論】ファミキャン初心者には2ルームテントがオススメ

いきなり結論です。
「ファミキャン初心者には2ルームテントがオススメ」です。

我が家(4人家族)は最初にドーム型テントとタープを使用していました。
それを一年使用し、2ルームテントに変えたのですが・・・最初から2ルームテントにすべきだったと後悔しています。

テントセット一式を買い替えるのはそれなりにお金がかかります。この記事を読んでいるみなさんには、お金を節約する意味でもテント選びを失敗してほしくない。

そこで、我が家の体験談を踏まえて、2ルームテントの魅力を解説していきます!

2ルームテントとは?

2ルームテントとは、テントとタープの機能が一体化したイメージです。
つまり2ルームテントが1つさえあれば、リビングスペースと寝室の2つの機能をまかなえるのです!

これが一番の特徴であり、魅力です。

まずはキャンプ場で使用している例を紹介します。
実際の使用例を見ると、スペースの広さやレイアウトがイメージできると思います。

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* 人生に、野遊びを。 NOASOBI embrace your nature #snowpeak #entry2roomElfield

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ちょっと寄っただけの写真🏕 あぁ楽しかったなぁ🌲🌲🌲 パパの夏休みも終わり、にぃにの夏休みも残り1週間💦宿題もまだ残ってるからがんばらねば😭 2回のキャンプでガッツリ焼けた我が家です👨🏾👩🏽👦🏽👦🏽👧🏽 #キャンプ #camp #キャンプ記録 #キャンプコーデ #ツールームテント #幕内レイアウト #コールマン #キャプテンスタッグ #ハイランダー #DOD #チャムス #スタンレー #ランタン #ランタンスタンド #canper #camjo #キャンジョ #camping #ソトレシピ #hinataoutdoor #ファミキャン #キャンプアウトドアjp

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#神鍋高原キャンプ場🏕 設営後は車で15分程にある#阿瀬渓谷 で水遊び😆上流の方は冷たくて気持ち良かった〜😂 最後のpic、息子に#水鉄砲 で顔を狙われる父😆😆😆 夜は#たきび したり#switch の#遊び大全 ってソフトで盛り上がり家族で#白熱した戦い を繰り広げ、#クワイエットタイム の22時前に就寝😴 #スノーピーク #snowpeak #野遊び #NOASOBI #リビロン 快適✨ #リビングシェルロング #リビングシェルロングpro #リビシェルロング #リビシェルロングpro #レッドフレームロングプロ #シールドルーフの効果は絶大 #モルック 持ってったけど、暑くて無理😭 #myテーブル竹 は焚き火のお供に絶妙☺️ #焚き火台l 重いけどやっぱ最高🎉 #フィールドファン つけて&全面フルメッシュにして熟睡💤 #キャンプ #camp #camping #outdoorlife #outdoor #子供にはライフジャケットを #子供には水鉄砲を

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いかがでしょうか。
実際の写真を見るとイメージがわきますよね。

では次に本題である、「初心者が2ルームテントを選ぶべき5つの理由」をご紹介します。

初心者が2ルームテントを選ぶべき5つの理由

こちらが5つの理由です。

【理由①】意外と設営がラクチン
【理由②】荷物と忘れ物の心配が減る
【理由③】買い替えのお金を節約できる
【理由④】プライバシー、セキュリティ面で安心
【理由⑤】天候、季節に左右されずに快適に過ごせる

順番に説明します。

【理由①】意外と設営がラクチン

あんなに大きいの設営がラクチンなの?!
意外ですよね?でも本当なんです!
その理由は、設営方法がワンパターンだから。

2ルームテントはレイアウトが決まっているので、どのキャンプ場でも簡単に設営できます。

一方で、簡単そうに思える「テントとタープの組み合わせ」はキャンプ場に合わせてレイアウトを変える必要があります。

我が家もテントとタープを使用していた時は、キャンプ場に合わせてレイアウトを毎回変えていました。無事に設営が終わるまで肉体的にも心理的にもハードなんです。

なかなかレイアウトが決まらないので、あーでもない、こーでもないとよく夫婦喧嘩をしました・・・

2ルームテントなら、夫婦で役割分担す流ことで、大きいテントも30分程度で設営できちゃいます。

設営時間を短縮できると、キャンプを楽しむ時間も増やすことができますね。

【理由②】荷物と忘れ物の心配が減る

2ルームテント1セットであれば、キャンプ場に持っていく荷物が減ります。

車の積載を考えるとできるかぎり荷物は減らしたいですよね。
我が家はプリウスなので、まぁ荷物が乗らない・・・
2ルームテントに変えたことで、積載が楽になりました。

「テントとタープの組み合わせ」だと、それぞれにポール、ガイロープ、ペグが必要です。これって結構かさばるんですよね。

さらに忘れ物も減らせます。タープのポールを忘れてしまうと、目も当てられません・・・2ルームテントだと荷物が1セットなので、忘れ物の心配が減らせます。もちろん、少なくとも出発前日には荷物チェックを怠らないことが大切です!

荷物も忘れ物のリスクも減らせる点が魅力です。

【理由③】買い替えのお金を節約できる

最初のテントを2ルームテントにすれば、これからのキャンプライフを考えるとトータルでお金を節約できます

アウトドアショップの定員さんに聞いたのですが、ファミリーキャンプでは「テントとタープの組み合わせ」から2ルームテントに買い替える方が多いとのことです。

冒頭で書きましたが、実際に我が家も10万円強で買い替えました

最初のテントを購入するときに、アウトドアショップの定員さんに2ルームテントをすすめられました。

ただその時は「一円でも高いテントを売ろうとしてる」と疑心暗鬼になり、ドーム型のテントを買ったのですが・・・今思うと、我が家を思ってアドバイスしてくれていたんですね。

「大きいから」「ドーム型テントより高いから」といって決して上級者向けではないのです。
実際に使用してみると、むしろ初心者にやさしいテントだと実感します。

テント選びは、少し先の買い替え可能性まで考えてみましょう。

無駄な出費がなくなり、お金の節約ができます。

【理由④】プライバシー、セキュリティ面で安心

プライバシーが守れるので、お隣さんや他の利用者の目線を気にせず過ごせます。

我が家は子どもが小さい頃、着替えやおむつ替えを気にせずにできました。

夜のセキュリティ面でも安心です。チェアやランタンなど、外に出したままだと盗難にあうリスクがあります。寝る前に盗難防止のため片づけし、朝になったらまた使うというのはめんどくさいですよね。2ルームテントであればリビングスペースに出したままでも、盗難の心配はありません。

家族が安心して過ごせることは、キャンプで一番重要なポイントです。

【理由⑤】天候、季節に左右されずに快適に過ごせる

屋根としての役割しかないタープだと雨風を防ぎきれずビショビショに濡れてしまいます。

これでは家族だけでなく、道具まで濡れてしまうので大変。

2ルームテントであれば、雨も浸水も防げるので濡れることはありません。

ペグダウンをしっかりしていればある程度の強風でもビクともしません。

雨が降ると、タープの場合はテント内に引きこもってしまいますが、2ルームテントであればそのままリビングスペースで快適に過ごせます。

季節の特徴にも対応可能です。

夏はメッシュ状態にすることで、風通しがよくなり蒸し蒸しせずに快適に過ごせます。
虫の侵入も防げるのポイント。

冬はフルクローズにすれば冷たい風をしのげるので暖かく過ごせます。
リビングスペースでストーブを使用すれば、ポカポカに過ごせてサイコー。

実は冬のキャンプこそ魅力が満載です。
空気が澄んで星がキレイに見え、焚火のあたたかさ、朝のコーヒーのぬくもり・・・
2ルームテントであれば冬キャンプの魅力を満喫できます。

せっかく買うなら一年中楽しめるテントでキャンプライフをエンジョイしましょう!

気になるところ

5つの理由を紹介しましたが、もちろんいいことばかりではありません。

実際に一年間使用してみて、気になったところもご紹介します。

乾燥・メンテナンスの手間

大きいだけに手間がかかります。

テントは乾燥した状態で片付けるのが鉄則。
なので雨に降られた後のメンテナンスはとても大事。

濡れたまま放置するとカビたり、においがこもったり、テント自体が傷んでしまいます。

自宅がマンション・アパートだと干せるスペースがないこともあります。

近くの公園など、濡れたまま持ち帰っても干せるスペースがあるか確認しておきましょう。

設営できないサイトがある

キャンプ場によっては2ルームテントが入らないサイトもあります。

区画サイトの大きさに対して、自分の2ルームテントが設営できるか事前に確認しましょう。

ファミリー向けのキャンプ場は、8m✕8m(64㎡)~10m✕10m(100㎡)の広さのサイトが標準です。

この広さであれば、だいたいの2ルームテントは余裕をもって設営できます。

ファミリー向けにオススメのキャンプ場を紹介した記事はこちらです↓

キャンプ場に同じテントが多い

2ルームテントが増えている証拠ですね。

ここは気になる人もいれば気にならない人もいるかなという感じです。

僕はむしろ同じテントを見ると、チェアやテーブルをどうレイアウトしているか見て参考にしています。

使っている人によって、テント全体のイメージが違うので、そういう楽しみ方もできますよ!

以上が、一年間使用してみて気になったところです。

これらを考えても、先に挙げた5つの理由が勝ると実感しています。

最後に、2ルームテントをご紹介します。
選んだ基準はこの2つです。

・10万円以内
・オンラインやアウトドアショップで購入しやすい

情報は随時更新していきますので、参考にしていただければと思います。

【10万円以内】2ルームテントの紹介

スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド

出典:ナチュラム
エントリー2ルーム エルフィールド

エントリーキャンパー向けの2ルームシェルター。
付属品が充実していてコストパフォーマンスも優秀。
シンプルな構造で設営しやすく、エントリーキャンパーにとって必要十分な機能性のみに絞り込むことで、多くの人に手の届きやすい価格帯を実現した2ルームシェルターが。インナールームとルーフシートを標準装備しています。

コールマン タフスクリーン2ルームハウス

出典:ナチュラム
コールマン タフスクリーン2ルームハウス

ゆったり過ごせるワイドサイズ日光による温度上昇を抑え
涼しくたてやすい2ルームテント

ロゴス neos 3ルームドゥーブル XL-BJ

出典:ナチュラム

ロゴス neos 3ルーム ドゥーブル XL-BJ

進化したドゥーブルはDEVIL BLOCK SYSTEMにより、2ルーム+1ルームを実現。付属のデビルブロックルームをPANEL SYSTEMに取り付けることで、風を通しながらも紫外線や虫の侵入をブロックし、居住性UP。車とのリンクも簡単で、家族6人でもゆったりとすごせるのもうれしい

ハイランダー エアートンネル ROOMY(ルーミィ)2

出典:ナチュラム
ハイランダー エアートンネル ROOMY(ルーミィ)2

空気で膨らませて設営可能なエアフレーム構造を採用!4-5人対応の大型トンネルテント!

まとめ

ファミリキャンプをはじめる方向けに、2ルームテントをご紹介しました。

初心者でも設営がラクチンで、急な雨にも対応できるので、子どもが一緒でも安心して楽しめます。

さぁ、一緒にキャンプを楽しみましょう!